浅葉のワーフリ日誌29:みたび戦陣の宴

二度あることは三度ある。
おれたちのワーフリに3度目の戦陣の宴がやってきた。
このイベントは開催期間内に指定された敵の討伐数を競うものなのだが、今回は開催期間が大幅に短縮され、6日間の開催に変更となった。三度目の正直というやつだろうか。
昔はのう……、戦陣の宴は2週間に渡って開催されてたんじゃ……とか新規のワーフリプレイヤーに思い出語りをする時がいつか来るだろう。そのとき思い出語りをされた若者は「またまたそんなご冗談を」とかいって流してほしい。冗談じゃねえぞ!って叫ぶ。

さて、今回の宴は、開催期間が短くなった代わりなのか、敵がさらなる「硬さ」を手に入れて帰ってきた。特に、最高難度の地獄級の硬さときたら冷凍庫から出したばかりのあずきバーを思わせるレベルで、「いうてマーキスとか水着ベルセティアいればワンパンでしょ」みたいな甘い考えを一蹴してくれる。それどころか、下手に組んだ火力パーティでは倒さぬまま全滅ということも日常茶飯事。戦陣の宴は遊びじゃねえ。

しかし、この戦場の宴において、地獄級で上位称号の条件である「討伐数500位以内」を目指すためには、なんとしても”フルオート”でクリアーできる編成を作る必要がある。(これに手動で向き合える人は、いまからその力を別のことに使ったほうがいい。)そのうえでできれば「なるべく安定したタイムで、確実にクリアーできること」まで要求したい。
討伐時間がぶれると、リズムよく狩り続ける際にストレスになる。個人的には、「うまくいった場合の討伐時間は短いが、討伐時間が大きくぶれる編成」よりも、「討伐時間が多少かかっても、討伐時間がぶれにくい編成」を使うほうが戦陣の宴で500位を目指すうえでは楽だと思う。クエストを貼り、フルオート放置。その後、狩り終わるタイミングで画面を確認してクエストを貼るという流れが作りやすいからだ。
と、偉そうなことを書いているおれだが、自前の編成で今回の戦陣の宴に挑んでみたところ、音速で全滅した。そして、音速で自力で編成を組むことをあきらめた。編成を組む能力が限りなくゼロに近いこと噛みしめながら、インターネッツ上の編成をパクる気満々でトウィッター上などを彷徨った。
ここまではいつものことなのだが、意外としっくりくる編成がない。ワーフリ博士たちの叡智とトライアンドエラーにより、40秒くらいで倒せる編成なども出てきたのだが、仮組みしてみたところ意外と育成の敷居が高いのだ。おれの現時点の育成のせいかタイムはぶれまくる。本作のマナボ2という育成要素は、油断するとリソースが枯渇するくらいにはシビアで、戦陣の宴のために育成リソースをすべてつぎ込む覚悟はなかなかできたものではない。そのうえ最近実装されたEXブーストという新しい育成要素もかなり詰めなければならないようで、これはなかなか厳しい。どの編成も育成が凄すぎて真似するのはきつい……万策尽きた……と思ったそのとき、Twitter上で神編成を見つけた。


ワーフリ界の編成構築5神(おれが勝手に決めた)である、バーチャルゲーマーけあまちゃん神が、”ツインクのマナボ2解放、天機銃を添えて”と優雅なフランス料理のような命名をつけたくなるような神編成を投下してくれたのである。ツインクと天機銃はおれがアイガイオンなき時代に頼った最高の仲間と武器。さらに、この編成を眺めてみると、おれが育成を終えているキャラが中心になっているではないか。

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セラ、バレッタ、ロルフあたりはパワフリハッピーセットと呼ばれるくらいのキャラだし、クリスマスビアンカ、マーキス、ビューシィ、アニバレジス、ザンテツはこのゲームのjinkenともいえる存在なので、ここら辺は育成を終えている。水着イルミはkawaiiので昔若気の至りで育成リソースをぶち込んだ。ピンク髪の姉ちゃんはマナボ2がいらなそう。ボタンは育成を終えていないが、1キャラくらいなら間に合う!


しかもこの編成、討伐時間が大きくブレないうえに、討伐を失敗しない神編成でもある。この編成を”組みやすい”と思ってしまうあたり重度のワーフリ依存症なのだろうが、組めたのだからしめたもの、新世紀エヴァンゲリオン碇シンジくんのごとく、隙間時間を見つけては「目標をセンターに入れてスイッチ、目標をセンターに入れてスイッチ」と澄んだ心でリトライを続けている。今回の戦陣の宴、若干編成の難度が高いからか、敵があほほど硬いからか、もうみんな戦陣の宴には疲れたからか、ボーダーの上昇ペースが遅い。これはこのままだらだらプレイすれば称号の条件を満たせるはず……!

ワールドフリッパーから逃げるな。
でもみんなは、戦陣の宴から逃げてもいい。