浅葉のワーフリ日誌37:未プレイでもまだCeremonyには間に合う

年をとったのか、アニメやゲームといったエンタメに熱くなることが減った。でも無理矢理なにかにハマりたくて、あがくように数だけは触れている。いろいろなゲームに手を出し、アニメのキャラクターグッズも買い続けている。そんな日々の中で、一瞬ハマれるものにはよく出会うけれど、すぐ夢から覚めてしまうことがほとんどだ。

長い付き合いになるであろう運営型のゲームをはじめるのもそろそろつらくなってきたなと思っていた頃に、ワーフリと出会った。一時期休止はしていたけれど、復帰してからは毎日ワーフリが生活の片隅にある。


自分がここまでワーフリにハマれる理由のひとつであったストーリーが5月31日に大団円を迎えた。ストーリーイベント「Ceremony」が終わったのだ。

多彩で広がりのある物語と世界観を併せ持ち、唯一無二の魅力を持つキャラクターたちが集い、独自の表現力でそれらをドラマティックに描き出したワーフリのストーリーの締めくくりは見事というほかない。切なくもあるが、希望に溢れた渾身のエピソードだった。最後のストーリーイベントのタイトルが、初期に話題になった名ボーカル曲「Ceremony」なのは反則である。
劇中でこの曲のアレンジ版が流れはじめたとき、ちょっと涙腺がやばかった。アラフォーなのに、若いオタクだった頃のように「歌詞がよお、リンクしてるじゃねえかよおれの今の気持ちとよお」みたいな感情になってしまった。

3.5周年、ハーフアニバーサリーを記念して追加された3体の限定キャラクターが思いのほか高性能だったから、「おいはよガチャ引け。Jinkenやぞ」とか仲間内で煽りあっていたけれど、それはまるで寂しさを紛らわす儀式のようだった。

と、いい話風に感想語りをしたくなるワーフリのストーリーが、現在最終話直前まで公式YouTubeで公開されている。なので、ゲームを未プレイという方も、このYouTubeでストーリーを後半まで追いかけて、なんか面白そうだなと思ったら、ゲームをインストールして最終章とストーリーイベントの「Ceremony」を見ればいい。今はハーフアニバーサリーなので、ゲーム内ではアイテムやガチャ石ガチャチケのバラマキが行われているので、ストーリーをクリアーするくらいの戦力は手に入るはずだ。

ストーリーが終わってもワーフリはまだサ終したわけではない。

 

ワールドフリッパーから逃げるな。