浅葉のワーフリ日誌27.そして、ふたたび戦陣の宴の季節がやってきた

季節は廻り、運命に導かれるように、僕たちはまた出会ってしまった。

ワールドフリッパーにふたたび、戦陣の宴の季節がやってきたのだ。

期間中、ひたすらボスを倒し続け、その数を競う前のめりなイベントだが、前回開催時にあったであろう「期間が長すぎる」、「報酬のボックスガチャをちまちま引くのだるすぎる」という意見を反映し、今回は期間が若干短縮され、そのうえボックスガチャも一括で引けるようになった。マゾご用達イベントをぶん投げ続ける運営ではあるが、それに「きちい……」とか言いながらも参加してしまうコアユーザーの声をしっかりと聞く耳ももっており、飴と鞭のバランスがあまりにも絶妙である。

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▲おれたちの前にふたたび姿を現した戦陣の宴。いろいろ改善され、走りやすいイベントになっております。今回のボスは火属性なので、我々プレイヤーは水属性のパーティを用意するというわけですな。

実は、前回の戦陣の宴開催時、我々ワーフリ団の間では「今回は走るけど、次はもうないな」とか言っていた。しかし、なぜか宴が告知されると「走るか……」みたいな空気になり、一人が走ることを決めると、二人、三人と出場者が増えていくという地獄絵図。もう戦わないって言ったのに、ここで称号を逃すとマウントの材料になるという恐怖心から逃れられない愚かなおれたち。もうこうなったらとことんやってやるぜ。
こういうこともあろうかと、全員が「スタミナ剤を温存」して今日の日を迎えたのが腹黒すぎて救えない。最近、おれたちは、スタミナ剤を消費して誰かのためにクエストを貼る心をすっかり忘れてしまっている。

さて、今回の戦陣の宴のボスは火属性。つまり、水属性有利のイベントである。
ワーフリにおいては、有利属性以外の属性がイキり散らかすという事故もたびたび起きていたのだが、最近は有利属性でのプレイを推奨するかのような調整が多いことも事実。そのうえフラグとして、戦陣の宴開催直前に凄まじい性能の水属性恒常ドラゴン”アンバッハ”が実装されたこともあり、まあ今回は本当に水有利かつ、このドラゴンがjinkenでしょみたいな空気で一日目が開幕した。

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▲宴直前に実装された”アンバッハ”。今回のイベントのjinkenと目されていたが……。

そして、一日目を終えつつある現時点では、「たしかに水属性有利イベント」だが「アンバッハはjinkenといえるほど必須ではないかも」というというのがひとまずの編成理論となった。フルオートで討伐1分程度が快適な周回の目安となっているのだが、これを満たせる編成は意外と多い。すばらしき多様性のワーフリというわけである。
アンバッハがいなくてもこのタイムを出すことはそれほどハードルが高くないので、今回の戦陣の宴も、どこまでスタミナ剤を払えるかの根気比べになりそうな予感がする。
筆者もアンバッハを採用していないが、1分前後のペースで周回ができている。パーティのキーマンとなっているのはなんと、過去に天井した激kawaハーフエルフのエミリアたんである。今まで「エミリア、弱くはないんですけどね」みたいなことを言われながら本採用されるケースの少なかったエミリアたんが、ここにきて輝いているのだ。

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戦陣の宴が終わるまであと13日。

ワールドフリッパーから逃げるな。