浅葉のワーフリ日誌12:水鬼スラムゴンは最高の敵

おれたちワーフリ部は全員が、部員に対する”マウントライセンス”を所持している。
マウントライセンスがあれば、部員に対して、ガチャ煽り、端末煽り、イベント走ってない煽りなどありとあらゆるマウントを仕掛けることが許される。そのうえで煽られる側はそれを受けてたち、戦うか無視するかを選ばなければならない。
屈指のマウンターたちが生きる地獄の集団、それがおれたちワーフリ部なのだ。

 

さて、今回の『ワーフリ』の新たなイベントは雷属性有利。おれの雷属性は、JINKENキャラである水着ベルセティアもアニバーサリーレジスもおらず、JINKEN武器といわれるアイガイオンもない。

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ないない地獄の属性だったので告知された時点で憂鬱ゲージが1億くらい溜まったのだが、プレイしてみると実に上質な味わいのあるイベントだった。
なんと今回のイベント上記のJINKENは最適解ではなく”パワーフリップ”に特化したキャラクターの独壇場なのだ。そしてこの”パワフリ”を持つキャラの代表格は、ちょっと前に実装されたツインクと、新キャラクターのメムラム。どっちもいつでも引ける恒常ガチャから排出されるんですね。なんという暖かい配慮。
さらば、すべての限定フリッパー。
そしておれはこのツインクを持っているときたものだから大勝利というわけだ。

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あまりの神調整に感動したおれは、雷パワフリをさらに強化する天機銃なる武器に貴重な武器強化アイテムである「ゲーミング羊羹」(正式名称は忘れた)をぶちこみ、いままでさんざん「あらずおらずもっておらず」を仕掛けてきたワーフリ部に襲いかかる。下手な装備で挑みかかるとカウンターを受けるので、マウンターとしてできる限り下準備をしていくのがおれたちの戦いのルールだ。f:id:asabayume:20210926105513j:image

おれ「さらば、すべてのアニバレジスと水着ベルセティアとアイガイオンの斧」

部員「水着ベルセティアも開幕のギミック飛ばせるから別にいけるよ」

おれ「いやそれ水着ベルセティアが3人揃ったらどうするんです?削り切れないときにぐだりますよね?他人にパワフリ任せるのやめてもらっていいですか。ほら、パワフリキャラは”恒常”なんで、今ガチャを引けば出ますよ」

部員「いままで雷で肩身狭そうにしてたやつが、環境変わった瞬間すぐ”コレ”」

おれ「限定ガチャはもちろん、恒常ガチャからも逃げるな」

恒常を引かない言い訳を論破した瞬間、部下に説教をくれている上司のごとき爽快感が胸の中に去来する。説教したこともされたこともないけれど、きっとこんな気分なのだろう。心を鬼にして喝を入れることで、相手の成長を促す。
おれはみんなに恒常ガチャを引いていただき、限定ガチャのために石を貯めるなどというチャラチャラした立ち回りをしてほしくない。恒常も、限定も、平等にガチャガチャしてほしいのです。

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部員「ところであなた、今回の恒常ガチャは引いたんですか?」

 

おれ「いや、僕ツインクいるので、メムラム無理して追う必要がありませんから……。限定来るまで引きません。ほかの新キャラも強そうだけど……、限定引くときに出る予定です。恒常で無理するのは愚か」

 

部員「ダブスタカス野郎……」

 

『ワールドフリッパー』から逃げるな。