【FF14】三度目のFF14では、萌え豚の魂が踊り子を選びたがる

おれはプレミアとか限定とか、数量僅かとかいう言葉に弱すぎる。つまり、ミーハー属性がある。

 

先日、スクウェア・エニックスから「FF14、人が増えすぎたしサーバーの混雑がやべえので、新規販売を停止する」(ウルトラ雑な要約)みたいなアナウンスがあった。

つまり、新規プレイヤー向けにはしばらく販売せんぞというわけだ。おれはこの情報を耳にし、「ふ、ふーん。でも遊びたいなんて思ってないんだからねっ!」というギャルゲーにおけるツンデレ金髪ツインテールヒロイン状態で抵抗していたのだが、偶然立ち寄った地元のヤマダ電機で、過去バージョンのスターターパッケージとコンプリートエディションを発見してしまった。過去バージョンのパッケージとはいえこれらのパッケージには、アカウント作成に使える”レジストレーションコード”が入っている。

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つまり、これらのパッケージは閉じられた扉を開くための裏技のような存在で、新品未開封にはプレミア価格が現在ついている。それがおれの目の前にある。これは天が「FF14をプレイせよ」と言っているのかもしれない。そんな妄想に駆られたおれはパッケージを二つ購入し、ウチの奥さんに「FF14やりますか」と声をかけ、昨日エオルゼアに降り立った。田舎のヤマダ電機の可能性は無限大である。

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FINAL FANTASY XIV(FF14)』は以前に少し遊んだことがある。一度サービスを畳んだ旧版はやや長く、そのあと生まれ変わった新生はすぐやめてしまった。当時続かなかった理由は単純に自身の怠惰によるもので、忙しいからやめたわけではないことだけ覚えている。当時はいろんなゲームをつまみ食いする時間を欲していたのだろう。


前に遊んだときは詩人で本作を遊んでいたが、今回はジョブを変えて遊んでみることにした。雰囲気で好きなジョブを選ぶのもいいが、このゲームは、タンク、DPS、ヒーラーと役割が分かれていることに注意しなければならない。おれはパーティの盾になるタンクは性格上あまり向いていない気もする。ヒーラーはなんか回復ミスりそうで怖いし、そもそもおれは愛するより愛されたい、回復するより回復されたい指向の男の子であるから、武器を持ち敵を倒すほうが向いているに違いない。そこでゲーム内で人気ではあるけれど、やっぱりDPSかなあと考える。しかしだ、一概にDPSとはいえいろいろなジョブがある。おれがやっていた頃一緒にやっていた友人は”モンクは難しい”みたいなことを言っていたし、DPSとはいえ難しいのを今から選びたくない。


そこでおれは、おれの知る限りこの世で一番ゲームをしてる友人であり、FF14プレイヤーのHに連絡を取った。

FF14をはじめようと思うんだが、DPSってどのクラスがおすすめなの」

「お前、いつも萌えとかなんとか言ってるから、踊り子とか選びそうだな」

図星すぎてスマホに頭突きをいれそうになった。

「うむ。踊り子をやりたいのだが。萌えられそう」

「踊り子だけはやめろ。今の環境にもお前の楽して勝ちたい性格にも合わない。あとそもそも最初から踊り子とかは選べないから、踊り子をやる可能性を残して弓でもやればいいのでは」

 

「ハイ」


おれは人の言うことを聞かない厨二病を患っているが、このHのゲーム攻略には耳を貸す。大昔おれに格闘ゲームを教えてくれたのもこいつだし、ほかのオンラインゲームでも一日18時間とか20時間のプレイを一緒に過ごしたかつての廃人仲間でもある。モンスターの沸き待ちをして、朝方に電話をかけあって「起きろ、湧いたぞ」みたいなやりとりをしていたこともあったっけな……。思えばあの頃、おれたちはあまりにも暇だった。またあの時代に戻りたいもんだと思ったが、Hは仕事という社会の鎖から解き放たれ、今も一日18時間くらいゲームをしていることをここにご報告しておく。

 

今回のFF14はいつまで続くかわからないが、とりあえずやってみます。

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