ワーフリ2周年アバーサリーに合わせて”戦陣の宴”というレイドイベントが実装された。このイベントはレイドではあるものの、一人で遊ぶのが大きな特徴。プレイヤーはレイド用に3つのパーティを組み、出撃させる。そのうち1つをプレイヤーが操作、残り2つはオートで動いてくれるという仕組みになっており、アタッカーを担うパーティ×2、補助パーティ×1などの組み合わせを模索するのが楽しいコンテンツとなっている。合計18キャラクターをかぶりなく選ぶのはなかなか敷居が高いが、エンドコンテンツとしては歯ごたえは十分。
今回のレイドボスは闇属性有利ということで、アニバーサリーキャラクターとして実装されたアニバーサリークエットが火を噴くかと思いきや、インターネット上のワーフリ名探偵の活躍のおかげで、いろんな編成が見つかった。おれはそのインターネットの叡智をお借りし、水属性と光属性のキャラクターを組み合わせたパーティで本イベントを走り抜けている。スマートフォンゲームにありがちな、「今回のイベントは〇〇属性有利なので、〇〇属性を育成しておこう」みたいなセオリーはおれたちのワーフリには通用しないことが多い。ということを、新規プレイヤーの方は肝に銘じておこう。
なお、戦陣の宴は、期間中にボスを倒しまくるタイプのイベントでもあり、敵を倒した数をもとにランキングが算出される。そして上位500人には特別な称号が付与されるというおまけ要素もある。この称号を取ることでゲーム内アイテム的な恩恵があるわけではないのだが、この称号を持つことで圧倒的ナチュラルマウントが可能になることも確かだ。「あいつ……戦陣の宴の上位ランカーだぞ……やべえよ……」みたいな感じになることが容易に想像される。おれたちワーフリ団のメンバーときたら、オンラインゲームで、レアな装備とか称号をつけてロビーでキャラクターを放置してナチュラルに見せびらかすプレイを楽しんでいた輩が多いのでこういうのに夢中になってしまう。
おれも悪のワーフリ団の影響で、この称号を必死に追いかけているが、思いのほか周りのみんなが勢いよく狩り続けており、2021年11月29日12時時点のボーダーは約290体となっている。そのうえこのイベント、怖ろしいことに2021年12月16日まで続く。つまりあと半月以上、毎日が周りとの闘いとなる。おれはあまりにも豆腐メンタルなので、開始から2日の現時点で、つらくね?いやじゃね?戦いたくなくね、みたいな感じになりつつある。
みんな、よく考えてくれ。おれたちは争うためにワールドフリッパーをしているワケじゃないだろ?この素晴らしきキャラクターと世界観たちにほれ込み、和気あいあいと本作を遊ぶ仲間じゃないか。そんなおれたちが争ってどうする。戦陣の宴とかやめて、新キャラのエピソードとかを見ろ。あと、ワーフリの面白さをtwitterに書いたり、ブログに書いたりしよう。戦いは何も生まない。おれは称号が欲しい。
いますぐ走るのをやめろ。ボーダーを上げるな。
走りたいやつはグランブルーファンタジーで星の古戦場とかやれ。
そのうえで、『ワールドフリッパー』から逃げるな。